シックハウス症候群とは
現在、テレビなどでも頻繁に取り上げられるようになったシックハウス症候群。
いったいどんな病気なのでしょうか。
シックハウス症候群とは、家というリラックスできるはずの空間が原因で起こる深刻な病気です。
しかし、対策をとることによって、軽減する病気ですので、心配はいりません。
近年、シックハウス症候群に悩んでリフォームを行う家庭も増えているそうです。
そもそも、シックハウス症候群とは、住宅に使われている建材から発生する揮発性の化学物質や接着剤、アレルゲンなどに敏感に反応して、頭痛やめまい、鼻炎や神経障害などを起こしてしまう病気です。
化学物質過敏症とも似ていますが、化学物質過敏症とは、家だけでなく外界のすべての化学物質に敏感に反応して体調を崩す病気であり、シックハウス症候群とは似て異なる病気です。
シックハウス症候群とは、自分の家が原因で起こる病気なのです。
現在では、多くの建設業者、リフォーム業者で、シックハウス症候群の元になる物質を使わない施工が行われています。
しかし、少量でも反応してしまう人もいれば、全く反応しない人もいるため、難しい病気でもあるのです。
残念ながらはっきりとした原因や治療法はまだ解明されていません。
最近では誰もが知っているシックハウス症候群という病気ですが、マスコミなどで取り上げられる以前からシックハウス症候群であろうと思われる症状に悩まされる人は多かったといいます。
新築の家やマンションに入居してすぐ、頭痛や倦怠感、めまいや神経障害を引き起こし、原因不明の体調不良に悩む人は多かったことでしょう。
1990年代に入ってから、合板などを使った住宅が多く建てられるようになり、新建材も積極的に取り入れられるようになり、室内の空気汚染が問題視されるようになりました。
はっきりとそれがシックハウス症候群であるとマスコミなどで取り上げられるようになったのは、2000年に入ってからのことです。
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