家族の独立と共に
お子様二人が独立されたDさんご夫婦。
空いた子供部屋は、子供たちが帰ってくる時のためにとそのままにしていましたが、ご主人の「一年に一度のためにスペースを空けておくなんてもったいない」とのお言葉で、リフォームを決意されました。
「子供が帰ってくるといっても、結局、部屋で過ごすことは無く、寝るだけなんですよね。
しかも、うちは客間の和室がありますから、そこで寝てもらうことも十分に可能です。
主人が最近、趣味で絵画を始め、私もパッチワークを始めました。
主人は和室で、私はダイニングで趣味を楽しんでいましたが、それぞれの趣味を楽しむための部屋が欲しいという希望がありました。
そこで、主人の一言から、子供部屋を広い趣味の部屋にリフォームしようと決めました。
二階には6畳の洋間が二部屋、私たち夫婦の寝室が一部屋あります。
子供たちの部屋が壁で仕切られた隣同士だったので、リフォームでは壁を取り除き、シンプルな内装に変えるという計画にしました。
そして、それぞれの部屋にあった押し入れを、クローゼットに変えてもらい、趣味の道具の収納に活躍させることにしました。
子供部屋をリフォームする直前、やっぱりやめた方がよかったかしら、と思ったんです。
なぜなら、やはりここは子供の成長した場所。
思い出が詰まっていて、感傷的になりました。
涙が出そうになることもありました。
でも、家の中で使わないスペースはもったいないと思い切りました。
子供も賛成してくれましたので。
リフォームの間の生活も特に不便はありませんでした。
寝る時以外、二階に上がることはほとんどなかったからです。
子供部屋もその子の成長に合わせて、リフォームして替えていくことが大切なんだと今は分かります。
お互いの趣味を一つの部屋で行うことで、共通の話題も増え、お互いの趣味への理解も深まりました。
リフォームして良かったと今は心から思います。
子供も夫婦円満が一番と喜んでくれています。」
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